物件現地案内時にチェックしたいこと…、個々のチェック項目ではなく、物件を決めるためにはどのように考えていくかをみていきましょう。

営業担当者の本音を聞こう!

不動産業者から紹介されたり自分で見つけたり、数ある中から選りすぐった物件を実際に訪れて体感する、待ちに待ったこのタイミング。

せっかくの機会ですから担当者のこの物件のオススメだけじゃない、ウィークポイントも含めてどんどん引き出しましょう。

どうしても営業担当はせっかく案内する物件が嫌われてしまわないよう、別に隠すわけではないのですが悪気もなく余計なことは慎むクセがあります。

かといって、普段の買い物でも同調できないセールスポイントを連発されたら、なんだかかえって買う気がしてこない経験ってあると思います。

むしろダメなところをどんどん言ってもらったら、それについて判断して購入するかしないか決めるのはお客様自身です。

「幹線道路沿いでうるさいですね。」
「車庫スペースがせまいですね。」
「収納が少ないですね。」
「あまりキレイではないですね。」

人によって価値観はさまざまですから営業担当がなんと言おうとご自身が許容できるところは何の問題もないはずです。

「賑やかでさびしくないし、お店が多くてとても便利!」
「クルマは軽と決めている。」
「モノは少なめ、見せる収納がとっても得意だし。」
「これならむしろDIYもやり放題だ!」

そういったポイントを実際に一つ一つ確認していくと自ら物件を選択するときに納得もできます。
不安な点を消し、妥協点を明確にする作業です。

建物や設備に詳しい人と見る

設備が充実していてもお客様自身が使わないものだったり、ランニングコストがかかったり、あるいは逆にあとから付けようとしてもできないものもあります。

建築に詳しい人が味方にいると心強いですね。

不動産屋さんはあまりその分野に詳しい人ばかりではないので、いっしょに見てもらえる建築・リフォームに明るい方などがいるといいでしょう。

プロの目で細かいところのダメ出しばかりではそれはそれで困りますが、実際知りたいのは本質的な部分でだいじょうぶかどうかです。

特に中古物件の場合は気になります。

が、中古は中古です。

最初から分かっていることではあるものの、本当にここでいいのかどうか、ある意味「妥協」と「迷いの払拭」のバランス調整なのです。

まだ使える、すぐ改善が必要、どれくらいかかる、という箇所だけではなく、
「築20年で傷んだところはもちろんあるけど、この家ならじゅうぶんまだまだ使えますよ!」
って言ってもらったら何より前向きになれますからね。

物件の周辺環境は前もって別の日に

近所にお散歩コースがあるといいですね(事務所近くの淀川堤防から)

あと、当日でも構いませんが、できればぜひ前もってその物件の地域を歩いてみましょう。

内覧当日は万が一「よし、ここに決めよう!」となると、もたもたしていると次のお客がいるかもしれません。
急かすわけではありませんが、この瞬間だけは「前向きに考えますのでちょっと時間をください」は通用しません。

購入申し込みしたり手続きが出てくるとゆっくり見て回る時間が取れない可能性が。
物件以外のの確認が後回しになってしまうかもしれません。

周辺環境においては道路わきの立て看板の注意書きなど、住民がどんなことを気にしながら生活しているか、住民意識や治安の様子を知るうえでヒントとなります。

自治会やマンションの掲示板にもいろいろ書かれています。
ゴミ出しのルール・ペットのお散歩・ひったくり注意・(自動車の)通り抜け厳禁・スピード注意 などなど。

駅までの時間は表記がそもそも「物件の前から駅の入口」までですから特にマンションなどは「玄関」から「駅のホーム」までトータルで考えましょう。

大通りの信号待ちや歩道橋などの有無、駅の入り口から実際電車に乗り込むまで階段の混雑具合や長い長いエスカレーターだったり…、「含まれていない」時間にも注意が必要です。

あたかもそこに住んでいるかのように、実際にいろいろ体感してみてくださいね。