人間、生活していくうえでどこかに居所が必要です。そこで一般的には家を借りる、家を買うのどちらかの選択肢になるわけですが、この永遠のテーマ、あなたならどちらですか?
新卒で不動産会社入社後の研修でのディスカッションのテーマもこれでした。

家賃がもったいない!と、よく聞く言葉です。ずっと払い続けても自分のものにはならないしあとになにも残らない。
たしかにその通りですが、たとえばどこか旅行に行って宿泊したり遊園地で遊んだり、料金を払って楽しむことと何ら変わりないような気がします。

生きていく上で大体のことはタダではできません。「家賃=利用料」だと思います。

また、持ち家の場合はどうでしょうか。支払い続けるローンがあっても、いつか自分の「資産」となりうる…確かにそのとおりです。

買ったときと同じか運よく価格が上がった場合はもちろん、また価格が下がった場合でも少なくともゼロにはならないと考えるのが一般的でしょう。

ただ、この「資産」ということば、不動産売買では何かしら魔法みたいな感じで都合よく使われているような気がします。
まず第一に生活していくための住居であって、そこに「住むこと」がいちばんの目的であれば、必ずしも居住用不動産に資産価値を追い求める必要はないかもしれません。

唯一無二の不動産だからこそ、そこにしかない、資産であることとは別物の「自分だけの価値」があるのは間違いありません。

ですから、永くそこに暮らす選択をするのであればそれもありだと思います。
そこでしか味わうことができない日々の生活がより一層大事なことのように思えます。

自らの所有であることのよって使用の自由度があり、まさに「夢のマイホーム」です。
その実現の達成感は生活を充実させ、仕事のやりがい生きがいを生みだし、何より大きな安心感が得られることでしょう。

しかし、持ち家になるとライフステージや収入の変化に応じて住み替えの自由度が効かなかったり、定期的に税金やメンテナンスの費用がかかってくることも事実です。

一生のうち住居にかかる支出は賃貸でも持ち家でもトータル金額はそう変わらないと言う方もおられます。

どちらがよいというのは最終的に本当に好みの問題かもしれません。
自己責任の範囲においてここはあくまで冷静にご判断ください。

私からは「ぜったい買ったほうがいいですよ!」とは申し上げません。
(むしろ物足りなさを感じられたら申し訳ございません!)