
淀川区の広報誌「よどマガ!」12月号の表紙を大きな建物の完成予想図が飾りました。
いよいよ建設工事が本格化した十三駅東側、旧淀川区役所跡地の再開発複合施設です。
市立図書館やスーパーマーケット、広い駐輪場も併設され、上層部は分譲マンションとなる予定です。
全体のオープンは令和8年(2026年)を目指しています。
しかし制約のあるスペースですから、近郊主要駅前の商業型ショッピングモールとは違い、もしかしたら普段の買い物使いには多少の物足りなさが感じられるかも知れません。
しかし、長年にわたり景色に大きな変化のなかったエリアだけに期待は大きく、地域のイメージも変わるのではないでしょうか。


ここからすぐの淀川河川敷へ向かうと、あまりにも有名なあの淀川花火大会の主会場となる場所です。
こちらでは子供から大人まで川と親しみ楽しめるエリアとして整備される予定になっています。
大阪市では、このエリアの活用方法について民間事業者からの提案を募集するなど計画が進んでいます。

2025年の万博会場ルートも想定した、淀川を航行する船の乗り場となる桟橋の整備、オープンな空間でバーベキューが楽しめたり、カフェなど気楽に訪れることができる場所も考えられています。

屋外型施設はコロナが後押しになったのは大きな一因でしょう。今後もこの流れはしばらく続きそうですね。
都会にありながらこの広々とした空間はたいへん貴重だと思います。
大小さまざまな工場や事業所、そして歓楽街としてのイメージの強かったこの地域ですが、さすがに日本有数の発展を続ける梅田エリアにわずか5分の十三が放っておかれるわけがありません。
今まで手つかずにいたのはもったいないくらいですね。